【実家の終活】
親が「元気なうち」に実家の査定だけは
済ませておくべき、意外なメリット
「加古川市にある実家、親が亡くなったらどうしよう……」
「いずれ処分することになるかもしれないけれど、今は親も元気だし、まだ考えなくてもいいかな」
そう考えて、実家のことを後回しにしていませんか?
実家の売却や相続について、今すぐ結論を出す必要はありません。
しかし、親御様が元気で、ご本人が自分の意思で今後のことを考えられるうちに、
「実家が今いくらくらいなのかを知っておく」ことには、大きな意味があります。
こんにちは。
兵庫不動産株式会社の柴田です。
私はこれまで不動産業界28年、1,000件を超える不動産取引に携わってきました。
加古川市・高砂市・播磨町・稲美町・姫路市を中心に、実家の売却、相続不動産、空き家、古家付き土地などについてご相談をいただいています。
今回お伝えしたいのは、
「今すぐ売りましょう」という話ではありません。
むしろ逆です。
「今は売らなくてもいい。でも、査定だけは早めにしておきませんか?」
というお話です。
実家の終活は「売ること」ではなく「知ること」から始める
実家の終活というと、
● 実家を売却する
● 家を解体する
● 相続する
● 空き家にする
● 荷物を処分する
といったことをイメージされる方が多いと思います。
しかし、私はそれ以前に、
「この実家には、今どのくらいの資産価値があるのか?」
を家族で知っておくことが大切だと考えています。
査定をしたからといって、必ず売却しなければならないわけではありません。
査定=売却ではありません。
まずは現在の不動産価値を把握する。
そこから、
「このまま住み続ける」
「将来的に売却する」
「子どもが住む」
「賃貸を検討する」
「相続後に売却する」
「空き家になる前に整理する」
など、さまざまな選択肢を考えることができます。
1.親が元気なうちなら、本人の意思を確認しながら話し合える
実家について最も大切なのは、所有者である親御様の意思です。
「将来この家をどうしたい?」
「誰か住む予定はある?」
「売却してもいいと思っている?」
「思い出の家だから残したい?」
こうした話は、親御様が元気なときだからこそ、ゆっくり話し合うことができます。
実家の問題は、相続が発生してから突然考え始めると、家族それぞれの考えが食い違うことがあります。
だからこそ、
親が元気なうちに、家族で少しずつ話しておく。
これが実家終活の第一歩です。
2.「実家には価値がない」と思い込んでいませんか?
実家について相談される方から、
「古い家なので、ほとんど価値はないですよね?」
「築年数が古いから土地も安いですよね?」
という言葉を聞くことがあります。
しかし、不動産は建物の古さだけで価値が決まるわけではありません。
土地の形状、道路との接道状況、土地の広さ、周辺環境、駅からの距離、用途地域、建物の状態、地域の需要など、さまざまな要素を総合的に確認する必要があります。
特に加古川市・高砂市・播磨町・稲美町・姫路市などでは、同じ「古い家」でも、土地の条件によって考え方が変わる場合があります。
だからこそ、
「売れるかどうか」ではなく、まず「どのくらいの価値があるのか」を確認する。
これが重要です。
3.査定額が分かると、将来の資金計画を考えやすくなる
実家の査定をして現在の価値が分かると、将来の選択肢も考えやすくなります。
例えば、
● 親の住み替えを考える
● 老後の生活資金を考える
● 介護が必要になった場合の資金計画を考える
● 相続した場合の売却を検討する
● 空き家になった場合の管理費を考える
● リフォームするのか売却するのか比較する
● 子どもが住む可能性を検討する
といったことです。
もちろん、査定額は実際の売却価格を保証するものではありません。
しかし、何も分からない状態と、現在の不動産価値を把握している状態では、将来の計画の立てやすさが大きく変わります。
4.判断能力が低下すると、家族だけで自由に売却できるとは限らない
ここは、実家終活で知っておいていただきたい大切なポイントです。
親御様の判断能力が低下した場合、子どもだからという理由だけで、親名義の不動産を自由に売却できるわけではありません。
成年後見制度などが関係するケースでは、手続きが必要になることがあります。
特に、成年被後見人の居住用不動産については、売却などの処分をする場合、家庭裁判所の事前の許可が必要とされています。裁判所は、現在住んでいる自宅だけでなく、施設入所前に住んでいた住居なども居住用不動産に含まれる場合があると説明しています。(裁判所)
つまり、
「親が元気なうちに何をするか決めておく」
ことには大きな意味があります。
ただし、これは「認知症になったら絶対に売却できない」という意味ではありません。
成年後見制度などを利用して手続きを進めるケースもあります。
大切なのは、
判断能力が十分にある段階で、本人の意思を確認し、家族で将来について話し合っておくこと
です。
5.相続してから考えると、家族の負担が増えることもある
親御様が亡くなった後、
「さて、この実家をどうする?」
となると、そこから確認することが一気に増えます。
● 相続人の確認
● 遺産分割についての話し合い
● 不動産の名義
● 土地・建物の状態
● 荷物の整理
● 売却するかどうか
● 解体するかどうか
● 空き家の管理
● 売却時期
● 税金や費用の確認
などです。
さらに、相続人が複数いる場合には、**「売りたい人」と「残したい人」**で意見が分かれることもあります。
だからこそ、
相続が発生してから初めて考えるのではなく、親が元気なうちから少しずつ準備しておく。
これが家族の負担を減らすポイントになります。
6.「査定だけ」なら、売却を決めなくても大丈夫
「査定を頼んだら、そのまま売却を勧められるのでは?」
そう心配される方もいらっしゃいます。
しかし、実家の終活では、
「今は売らないけれど、価値だけ知りたい」
という相談があってもいいと私は考えています。
例えば、
「親が元気なうちに、実家の価格だけ知っておきたい」
「相続したらどうなるのか、今から相談しておきたい」
「空き家になった場合、どうすればいいのか知りたい」
という段階でも構いません。
不動産は金額が大きいからこそ、焦って決める必要はありません。
7.営業ノルマがないからこそ「今すぐ売らない相談」も歓迎しています
私自身、不動産業界で28年間仕事をしてきました。
その経験から感じているのは、
不動産売却は、売主様が納得して決断することが何より大切
だということです。
当社では、営業ノルマを設けていません。
そのため、
「今すぐ売りたい」
という方だけではなく、
「まだ売るつもりはない」
「将来のために査定だけしたい」
「親と一緒に話を聞きたい」
「相続する前に相談したい」
という方にも、できる限り丁寧に対応しています。
私、柴田が最初から最後まで直接対応します。
8.実家の査定で確認しておきたいポイント
実家を査定するときは、単純に「いくらですか?」だけではなく、次のような点も確認しておくと安心です。
● 土地と建物それぞれの現在の価値
● 建物を残して売る可能性
● 古家付き土地として売る可能性
● 解体した場合の費用
● 境界や接道など土地の確認事項
● 相続した場合に想定される売却方法
● 空き家になった場合の管理
● 売却した場合にかかる費用
● 将来的な住み替えとの比較
査定額だけを見るのではなく、「この実家を将来どうするのがいいのか」を一緒に考えることが大切です。
9.加古川市・姫路市・高砂市・播磨町・稲美町周辺で実家の終活を考えている方へ
加古川市、姫路市、高砂市、播磨町、稲美町には、長年ご家族が暮らしてきた実家が数多くあります。
親御様にとっては、
「家族と過ごしてきた大切な家」
です。
だからこそ、単純に「高く売ればいい」「早く売ればいい」という話ではありません。
その家で過ごしてきた時間や、ご家族の気持ちも含めて、今後を考える必要があります。
私が大切にしているのは、
「売却を急がせること」ではなく、「ご家族が納得して選択できるように情報を整理すること」
です。
まとめ|実家の終活は「売却」ではなく「準備」から
実家のことは、問題が起きてから考えるより、問題が起きていない元気なうちに準備しておくことが大切です。
今回お伝えしたポイントをまとめると、
● 親が元気なうちに実家について話し合う
● 今の不動産価値を査定して把握する
● 査定したからといって、すぐ売却する必要はない
● 将来の住み替えや生活資金について考えやすくなる
● 判断能力が低下すると、家族だけで自由に売却できない場合がある
● 相続後は手続きや家族間の調整が増える可能性がある
● 空き家になる前から管理や売却について考えておく
● 「今は売らない」という相談でも問題ない
ということです。
実家の終活は、何かを急いで決めることではありません。
「将来、家族が困らないように、今のうちに情報を持っておくこと」
それだけでも、大きな準備になります。
「まだ売らないけれど、実家の価値だけ知りたい」でも大丈夫です
「親はまだ元気だけど、将来のために実家の価値を知っておきたい」
「相続したらどうすればいいのか、今のうちに相談したい」
「加古川市の実家を将来売却する場合、どのくらいになるのか知りたい」
そんな段階でのご相談も歓迎しています。
査定だけでも構いません。
無理に売却を勧めるのではなく、現在の状況を整理し、将来の選択肢を一緒に考えます。
不動産業界28年、1,000件を超える取引経験をもとに、私、柴田が直接対応します。
実家の終活は、家族が元気な今だからこそ始められます。
「いつか考えよう」ではなく、
まずは「今の実家の価値を知る」ことから始めてみませんか?